【休職1日前】決着の日 今日がすべての最後になった

今日が決着の日


ついに部長に話す
今まで受けてきたパワハラのことも全部


もう開放されるんだ


もうこれ以上ここで頑張ることができない


全部伝えるんだ

出勤

今日も体調がよくないことが伝わるように、あえて口紅とチークをつけず、アイシャドウも控えめにした


できる限り人とは会話したくなかった
いつもそうだけど、今日に関してはなおさら
どうせもうやめるし、話して関係築く必要ないから
不要なコミュニケーションは最小限にしたかった


でも、あんまりネガティブな印象は持たれないように最低限の明るさと笑顔は保った

いざ部長の元へ

部長のデスクへ向かう


部長は席を外しているようだ
秘書だろうか
柔らかい雰囲気の女性が優しく声をかけてくれる
部長が戻ってくるまで、彼女が雑談で時間をつないでくれた
メンタル弱っている時に優しくされると涙があふれそうになる


そうこうしているうちに部長が戻ってきた
もう事情を知っているからだろうか
いつもより優しい雰囲気だった


会議室に入った
話を切り出すと同時に涙があふれ出てくる
ちゃんと体調悪い感じ出せるかなって心配してたけど、そんな心配全くいらなかった
涙が止まらない
声がうまく出せない
客観的にみたら、もうこの子限界だったんだなってわかるくらいだったと思う


でも、伝えたいことは全部伝えられた


中途で即戦力で入ったといわれるとプレッシャー
でも未経験だからパフォーマンスが伴わなくてしんどくなってしまったこと
先輩に人格を否定されてきたこと
そしてそれはあなたの感性の部分だから直らないといわれたこと
直せない限り仕事は与えないといわれたこと
自分にだけ毎日冷たい対応をされていたこと
周りに人がいないとさらにひどい言葉を投げかけてくること


部長はすべてを受け入れてくれた
私の言葉を信じて、味方をしてくれた


パワハラ先輩について、本人に伝えてもいいか?と聞かれた


分からなかった


確かに、たくさん苦しめられてきた
顔を合わせるのも嫌になるくらい、恐怖だった

でも、それが指導という形で相手に伝わることを望んではいなかった
相手をどうこうしてほしいわけではなかった


感謝もしている
直接教えてくれるわけではなかったけど、
仕事の進め方とか、社会人としての立ち回りを目で見て学ぶことはできた
自分が仕事ができない分、先輩のような仕事ができる人がいてくれているおかげで、この職場が回っていることはわかっていた
だからいてくれてよかったとも思っている


でも一番の理由は、彼女の耳に入ることで、逆恨みされないかが怖かった
だからちゃんと伝えた
仮に彼女が態度を改めても、今の状態では仕事に戻ることができない と


そして、もう限界であることを伝えた
今すぐにでも休みたいんだ と


確かに明日から私が休むことで、多大な迷惑がかかることはわかっていた
でも部長は、自分が何とかするから、仕事のことは気にするなと言ってくれた


そして、明日から休職することを受け入れてくれた

挨拶周り

最初は誰にも言わずに去ろうと思っていた
でも、それも後味悪いなと思って、今日出勤している社員には一人一人伝えることにした
幸いなことに、今日はパワハラ先輩は不在の日だった

体調不良で休むと伝えただけなのに、みんな察してくれた
ああ、みんなわかってたんだな。私がこうなってしまう状況であることに気づいていたんだなと思った。
そして、みんな優しかった。
みんな気にせずゆっくり休みなと言ってくれた

最後の最後にミス でももうどうでもいい

最後の最後に自分の確認不足で迷惑をかける失態をおかしてしまった
相手はあからさまに不機嫌だ
でも、もうどうでもよかった
もう今日が最後なのだから


普段なら
機嫌損ねさせちゃった…。明日から会うの気まずいな。人間関係ほんとにめんどくさい。あー明日なんて言おう
って思ってたけど、もうそれすらどうでもよかった

ついにここから立ち去る時

職場の全体チャットに「体調不良で明日から休みます」というメッセージだけ入れて会社を後にした


これでもうここには戻てくることがないんだ
もう最後なんだ と頭では思いつつ、実感がわかなかった

帰宅して 徐々に実感

家に着くと、ようやく実感が沸いてきた
明日の不安とストレスと無価値観を感じなくて済む
ついに開放されたんだ!


と同時に罪悪感と申し訳ない感情が湧いてくる
担当業務に急に穴をあけて、そしてその調整もすべて丸投げしてしまった
すっきりとモヤモヤが同時発生


でもいつもの動悸はない
ストレスもない
どちらかというとポジティブが勝つ


これから私の第2の人生が始まる
ついに望んでいた自由な人生が始まる
後悔はない
だってもう限界だったんだから
どう頑張ってもこれ以上は乗り切ることができなかった
これ以外の選択ができなかった
迷いは一切なかった

お金のこと

とはいえ、気になるのはやっぱりお金のこと
傷病手当金でもらえる額と、諸々引かれた後の手取りをすぐさま計算した
たしかに手元に入るお金は今までよりは減る


でも
働いてなくて、好きなことやって新卒の最低賃金くらいの額がもらえる。って冷静に最高じゃない?夢の不労所得じゃん!
って思うことにした


とりあえず、6か月間は休もうと思っている
どうせ私のことだからしばらく休んだらまた仕事したくなるだろう
それまではニート満喫する!
“なにが自分にストレス与えずにやれるのか”を見つけることに
この期間を当てようと思う

>休職し、振り返った私の人生

休職し、振り返った私の人生

28歳女性。独身。
念願のあこがれの企業に就職したはずなのに
恋もプライベートの犠牲にして踏ん張ったのに
どうして私はいつもこうなんだろう…
こんなに頑張って耐えてきたのに…
有名大学を卒業し、誰もが憧れる企業に就職して
両親にも恵まれ、容姿で褒めてもらうことも多い

一見周りから見たら順風満帆に見えるかもしれない
でも心の奥はずっと常にしんどい。
褒められても、いいことがあっても。
自分に自信が持てなくて、変わりたくて
「世間」が「成功」と思う道を頑張って歩んできたはずなのに
ずっとしんどい。自分が嫌。

適応障害と診断されて
休職に入ってから反芻した人生 今まで誰にも言えなかった
ずっと心の奥底に隠してきた心の想いを書き連ねています

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